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13. オブジェクト
Webブラウザは、さまざまなデータ(テキストや画像など)を表示する機能を持っています。
サポートしていないデータ形式の場合、一般的にブラウザはこのデータ(オブジェクト)を、外部のプログラム(ヘルパーアプリケーション)を使って開こうとします。
objectタグ環境は、ブラウザが内蔵の機能で表示するか外部プログラムを立ち上げるかを、ページ作成者側から指定できるようにデータを設定します。
- object [Strict] [Transitional]
- <object attributes...>〜</object>の形で、データオブジェクトの形式などを指定します。
attributesは次のとおりです。
- align
- [Transitional][省略可]align="Justification"の形でテキストに対するオブジェクトの位置を指定します。
値として次のようなものを取ります。
- botom:オブジェクトの最下段とテキストのベースラインを合わせます。
- center:オブジェクトを中央に置きます。
- left:オブジェクトを左側に置き、右側にテキストを置いて折り返します。
- middle:オブジェクトの中央とテキストのベースラインを合わせます。
- textbotom:オブジェクトの最下段とテキストの最下段を合わせます。
- textmiddle:オブジェクトの中央とテキストの中央を合わせます。
- texttop:オブジェクトの最上段とテキストのベースラインを合わせます。
- top:オブジェクトの最上段とテキストの最上段を合わせます。
- right:オブジェクトを右側に置き、左側にテキストを置いて折り返します。
- archive
- [Strict]
[Transitional][省略可]archive="URI
[ URI ...]"の形で、関係する複数のファイルを1つのファイルにまとめたアーカイブファイルのURIを指定します。
アーカイブファイルが複数ある場合はスペース文字で区切ります。
- border
- [Transitional][省略可]border="number"は、オブジェクトの周りに枠を付けます。
numberに入力する値を0にすると、枠はなくなります。
- class
- [Strict]
[Transitional][省略可]class="cdata"は、タグ内のオブジェクトへセットする情報をクラスの形で指定します。
詳細は5 を参照してください。
- classid
- [Strict]
[Transitional][省略可]classid="URI"は、このオブジェクトのIDを定義します。
ここで指定したIDはdataアトリビュートで参照される場合に使われます。
- codebase
- [Strict]
[Transitional][省略可]codebase="URI"の形で、オブジェクトファイルの置かれているディレクトリのURIを指定します。
指定しない場合は、HTMLファイルと同じディレクトリから探します。
- codetype
- [Strict]
[Transitional][省略可]codetype="mimetype"は、classidで指定した表示システムが要求するMIMEタイプを指定します。
省略した場合、typeアトリビュートで指定した値と同じになります。
- data
- [Strict] [Transitional][省略可]data="URI"は、表示されるオブジェクトのURIを指定します。
- declare
- [Strict] [Transitional][省略可]declareは、このオブジェクトは設定のみで、実際の表示は行わないことを宣言します。
- dir
-
詳細は4.3 を参照してください。
- height
- [Strict]
[Transitional][省略可]height="number"の形で、オブジェクトの高さを指定します。
単位は、数値だけの場合ピクセル、%を付けると画面の高さに対するパーセンテージになります。
- hspace
- [Transitional][省略可]hspace="number"は、オブジェクトの左右に空ける空白を指定します。
単位は、数値だけの場合はピクセル、数値に%を付けると画面の幅に対する比率になります。
- 以下の詳細は99
- id
- lang
- name
- onclick
- ondblclick
- onkeydown
- onkeypress
- onkeyup
- onmousedown
- onmousemove
- onmouseout
- onmouseover
- onmouseup
- shapes
- [Transitional][省略可]shapesは、クライアントサイドクリッカブルマップ(8
参照)のオブジェクトであることを宣言します。
たとえば次のような記述となります。
<a href="left.html" shape="rect" coords="0,0,50,100">左側のページ</a>
<a href="right.html" shape="rect" coords="51,0,100,100">右側のページ</a>
</object>
- standby
- [Strict] [Transitional][省略可]standby="text"は、オブジェクトの読み込み中に表示するテキストを指定します。
- style
- 詳細は5 を参照してください。
- tabindex
- [Strict] [Transitional][省略可]tabindex="number"は、タブキーを押したときにフォーカスがあたる順番を指定します。
- title
- [Strict] [Transitional][省略可]title="titlename"は補助用タイトルを指定します。
- type
- [Strict] [Transitional][省略可]type="mimetype"は、dataアトリビュートで指定したファイルのMIMEタイプを指定します。
- usemap
- [Strict] [Transitional][省略可]usemap="URI"は、クライアントサイドクリッカブルマップ(8 参照)の設定ファイルのURIを指定します。
- vspace
- [Transitional][省略可]vspace="number"は、オブジェクトの上下に空ける空白を指定します。
単位は、数値だけの場合はピクセル、数値に%を付けると画面の高さに対する比率になります。
- width
- [Strict]
[Transitional][省略可]width="number"の形で、オブジェクトの幅を指定します。
単位は、数値だけの場合ピクセル、%を付けると画面の幅に対するパーセンテージになります。
パラメータは、paramタグ(12 参照)で指定します。
Javaアプレットの指定はたとえば次のように行います。
<param name="year" value:値="1999">
<param name="month" value:値="5">
<param name="day" value:値="8">
</object>
exportアトリビュートでも触れましたが、objectタグ環境は入れ子にすることができます。
たとえば「ブラウザが対応しているならTIFFフォーマットの画像→駄目ならJPEG→駄目ならGIF→駄目ならテキスト」という表現をしたいとします。
objectタグの入れ子では、一番外側の親objectが最初に実行されます。
これが失敗した場合、子objectが実行されます。
これでも失敗するなら孫、ひ孫、…、と続きます。
<object data="sample.tiff" type="image/tiff">
<object data="sample.jpg" type="image/jpeg">
<object data="sample.gif" type="image/gif">
<a href="sample.tiff">sample.tiff</a>をダウンロードしてください。
</object>
</object>
</object>
</object>
前述の例の場合、sample.tiffの表示が試され、次にsample.jpg、sample.gifと続き、最終的に残ってしまった場合はテキストを表示して画像をダウンロードするように示しています。
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平成11年9月19日
Okano Toyomi
2005年08月13日
HTMLマニュアル
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